仕事中、コーヒー→紅茶→コーヒーというように交互に飲むようになりました。カフェインのとりすぎかもしれません。
新しい習慣
先月あたりから、なぜか突然紅茶を日常的に飲むようになりました。これまでもごくたまにティーバッグで飲むことはありましたが、茶葉からしっかり淹れてみようと思うようになりました。新しいことを始めるのって楽しいですよね。
茶葉から紅茶を淹れたことがなかったので、『紅茶の絵本』(大西進 平澤まりこ・著)という読みやすそうな入門書を買いました。あっという間に読み終わったしまう文章量でしたが、基本的な紅茶の知識を身につけられました。「絵本」というだけあって、すべてのページにかわいいイラストが添えられています。
紅茶を淹れます
コーヒーと違って100℃の熱湯まで沸かします。本当は口が太くてどばどばと注げるものがいいらしいのですが、持っていないのでコーヒーに使っている電気ケトルで。
冷えたサーバーやポットに熱を奪われないように、あらかじめあたためておきます。ポットにはサーバーに入れたお湯を使いまわします。
道具に熱をとられてしまえば、ぬるいお湯でいれるのと同じこと。
温度が低いとぼんやりした味になってしまうから、道具をあたためておくことはとても大切。
大西進 平澤まりこ『紅茶の絵本』
スケールを使って茶葉をはかります。今回はニルギリという南インドの紅茶。紅茶の袋の裏に「茶葉3gに対して、熱湯150ml」と書いてあったので、その2倍で淹れます。
口の細いケトルですが、できるだけどばどばと注いでいきます。
ティーコジーをかぶせて、3分待ちます。
ポットに入っていたお湯をカップに注いでカップをあたためておきます。これを忘れてお湯が入ったままのポットに紅茶を注いでしまうとやたらと薄い紅茶ができあがります。あるいはポットから紅茶があふれて地獄を見ます。
スプーンでひとまぜ。
3分経ったので、茶こしでこしながらポットに注ぎます。
カップに注いだら完成です。
いただきます
基本的にコーヒー道具を使いまわして紅茶を淹れていますが、ティーポットとティーコジー(ティーポットを保温するためにかぶせる布製のカバー)だけ、新たに買い足しました。ティーコジーってはじめて使ったのですが、本当に冷めにくくなるんですね。
それでは、ストレートでいただきます。ニルギリはすっきりしていて飲みやすい紅茶です。現地の言葉で「青い山」という意味らしいです。くせがないので、苦手な人はほとんどいないような気がします。
紅茶を茶葉から淹れるとティーバッグに比べて手間がかかりますが、もしかしたら私はその手間を楽しんでいるのかもしれません。コーヒーをハンドドリップで淹れたり、音楽をレコードで聴いたりするのと同じように。